鴛鴦(おしどり)の詩(うた)
私の住んでいる堺市では歴史に登場する人物では、千利休、と与謝野晶子の二人が特出しています。私も堺に住みだしてから与謝野晶子を詳しく知る機会があり、彼女の情熱的な歌を知るにつけ、彼女と夫でもあり、歌詠みの同志でもある、与謝野鉄幹との愛と人生を、歌にしたくなり、「鴛鴦の詩」誕生になりました。地元堺では晶子についてはいろいろ人間的評価もありますが、文学者の中での晶子研究も進んでおり、分野の広さ、とその深さに対する評価は、近年ますます高まっているといえます。堺市の観光部に「与謝野晶子倶楽部」という晶子を顕彰する会の事務局があり、毎年さまざまなイベントが行われています。私もメンバーに加わらせて頂いてます。前置きが長くなりましたが、和歌の吟詠が入っています、二人の句が一句ずつ入ってますが、二人がまだ知り合う前の歌を入れました、鉄幹「いまだ見ぬ・・・」晶子の評判を聞いた鉄幹が早く晶子の歌を送って欲しい、晶子「やわはだの熱き血潮にふれもみで・・・」あまりにも有名な歌ですが、明治という時代の女性の生き方に一石を投じた歌だと思います。機会があれば聴いてください。
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